Release Information

Alexandre Andrés "Olhe Bem As Montanhas"

2014.04.28 on sale

ブラジル直輸入盤
流通品番: NRTI-003
Label: Independent


ヤング・サウンド・オブ・ミナス '2014。
南米音楽の新潮流として注目されるミナス新世代を代表するシンガーソングライター/フルート奏者、アレシャンドリ・アンドレスの3rdアルバムが早くも登場。



「現代のブラジル音楽における金字塔、00年以降に発表されたブラジル音楽アルバムの中で最も素晴らしい作品」(ラティーナ誌)と絶賛され、同誌の年末恒例企画「ブラジル・ディスク大賞」で関係者投票第1位に選出された前作『マカシェイラ・フィールズ』(NKCD-1008)からもさらに進化を遂げた作品。

自身の歌とギター、フルートを中心に、ハファエル・マルチニ(Pf)ら21世紀ミナスの中核メンバーによるカルテット編成での録音で、前作のチェンバー・ポップ的方向性をより親密なバンド・サウンドのもとに結実。フォークとジャズ、バロック音楽までが渾然となったアンサンブルは、18世紀以降のブラジル音楽史を旧都ミナスの地から俯瞰するような奥深さを湛えつつ、同時にチェンバー・ポップの新たな方向性を示唆する革新性にも満ちている。琴線にふれるメロディ、演奏の躍動性は一層研ぎ澄まされており、インスト曲④⑤⑦⑧の充実度も特筆。一方で24才の青年らしい素朴さを湛えるアレシャンドリの歌も、変わらぬ魅力となっている。

<21世紀のクルビ・ダ・エスキーナ>と称される南米新潮流の中心的存在でありつつ、同時にチェンバー・ポップ、シンガーソングライター×JAZZという現代的なキーワードから日本の新進ロックバンド/ジャズ・インスト系シーンにも支持されるなど、ブラジル音楽の枠を超えて注目を集めている。若き精鋭たちの新たな一歩を刻む傑作。


◆RECORDING DATA
Alexandre Andrés (Vo., G, Flute)
Rafael Martini (Pf, Vo)
Pedro Santana (Acoustic Bass, Vo)
Adriano Goyatá (Ds, Glockenspiel)

Musical direction by Alexandre Andrés


◆TRACK LISTING
01. Cara a cara (Alexandre Andrés/Bernardo Maranhão)
02 Carretel (Alexandre Andrés/Bernardo Maranhão)
03 Madrugada (Alexandre Andrés/Bernardo Maranhão)
04 Alnilam (Alexandre Andrés)
05 Campo das vertentes (Alexandre Andrés)
06 Sinos (Alexandre Andrés/Bernardo Maranhão)
07 Olhe bem as montanhas (Alexandre Andrés/Bernardo Maranhão)
08 MAPA (Marco Antônio Guimarães)
09 Silva (Alexandre Andrés/Bernardo Maranhão)
10 Nem tambores, nem trombetas (Alexandre Andrés/Bernardo Maranhão)


◆profile
1990年3月生まれ、ブラジル・ミナス在住。
ミナスを拠点に世界的に活動する創作楽器グループ UAKTI のメンバー、アルトゥール・アンドレスを父に、ピアニストのヘジーナ・アマラルを母に、そしてブラジルを代表する画家マリア・エレナ・アンドレスを祖母にもつアーティスト一家に生まれる。
若干18才でリリースした『Agualuz』にてデビュー。アンドレ・メマーリ、モニカ・サルマーゾらを迎えた、ミナスらしい繊細さと高度な音楽性を併せ持つシンガーソングライター作品で、日本でも大型CDショップ等で話題となる。
2012年に2ndアルバム『マカシェイラ・フィールズ』(NKCD-1008)を発表。アントニオ・ロウレイロ、ハファエル・マルチニなどミナスの新世代ミュージシャンたち、さらにサンパウロやアルゼンチンなどからも豪華なゲストを招いて作り上げた金字塔的傑作で、日本でも「現代のブラジル音楽における金字塔、00年以降に発表されたブラジル音楽アルバムの中で最も素晴らしい作品」(ラティーナ誌)と絶賛され、同誌の年末恒例企画「ブラジル・ディスク大賞」で関係者投票第1位にも選出される。
すでにミナス・シーンの中核を担うアーティストにして、彼らフレッシュな才能が家族的なつながりのもとにたびたび集結、化学反応を起こしながら、それぞれのソロワークにも反映されていくさまは、70's ミナスのミュージシャンズ・サークルの呼称であり、ミルトン・ナシメントらによる記念碑的名作『クルビ・ダ・エスキーナ』の21 世紀版とも評される。