2008.09.04
“radio Samba-Nova” O.A.リスト(08年9月放送回)
ブラジル音楽の最新情報をお届けするプログラム「radio Samba-Nova」。
サンバやMPBはもちろん、バイリ・ファンキにヒップホップまで、旬のサウンドをアップ・トゥ・デートにお届けします。
9月O.A.回は、ジルベルト・ジル来日特集第3回目・最終回をお届けします。
招聘元のラティーナより、花田勝暁さんをゲストにお迎えして、来日公演の見どころについて聴いていきます。
9月第一回目の放送は、9/7(日)21:00からです。お楽しみに!!
※聴取方法: 文化放送UNIQue the RADIOの下記バナーをClique!
「radio Samba-Nova」 vol.6
(2008年9月7日更新)
■オンエア予定楽曲
M1. Pedro Moraes “Samblefe”
M2. Manu Lafer “Ta Shemá”
M3. Roberta Sá “Tudo Que Você Podia Ser”
M4. Jackson Conti “Nao Tem Nada Nao”
まずは恒例の最新リリース紹介から。
(1) リオのライブ・シーンのメッカ<ラパ地区>から、またまた気になるアーティストが登場。サンバを基調に、独特のカオスな世界観を爆発させる男性シンガー・ソングライター。サンバ・サイケデリコなミニ・アルバム『CLAROESCURO』から。
(2) こちらも鬼才。サンパウロを根城にハイペースで作品を発表しつづける男性シンガー・ソングライターの新作から。ジョアン・ジルベルトの宇宙に通じる小品があるかと思えば、アラブ風なこんな曲も。
(3) 今年すでに4作(もっと?)のコンピに楽曲提供している女性シンガー、ホベルタ・サーによる新録カヴァー。ミルトン・ナシメントやトニーニョ・オルタなど、ミナス・ジェライス州のアーティストを中心とした音楽共同体<クルビ・ダ・エスキーナ>をトリビュートしたオムニバス『Flores do Clube da Esquina』からの1曲です。
(4) ブラジリアン・フュージョンの名グループ<アジムス>のドラマー、イヴァン・コンチと、USヒップホップ・シーンの人気プロデューサー<マッドリブ>のコラボレーション作品から。
M5. Gilberto Gil “Aquele Abraço” アルバム『アコースティック』より
M6. Gilberto Gil “Toda Menina Baiana” アルバム『ライブ・イン・ジャパン』より
M7. Gilberto Gil “Banda Larga Cordel” アルバム『バンダ・ラルガ・コルデル』より
M8. Gilberto Gil “Palco” アルバム『Em Concerto』より
続いては3ヶ月にわたってお送りしてきたジルベルト・ジル特集、いよいよ最終回です。
ラティーナ・花田さんの選曲で、ライブ録音を中心にお届けします。
10年ぶりの来日公演もお見逃しなく!
公演詳細・最新情報はこちら
「ジルベルト・ジル&ブロードバンド・バンド ジャパン・ツアー 2008」特設サイト
M9. Pato Fu “Made in Japan”
ここでもう一つ来日情報を。
「ブラジル・ポップ・カルチャー・ナウ」と題して、ポップ・シーンで活躍する3組のアーティスト、<Pato Fu>、<フェルナンダ・タカイ>、<TP4>の来日が急遽決定、複数の会場で公演を行います。
こうしたロック/ポップス系のグループはなかなか日本では見る機会が少ないので、貴重な数日間ですね。
M10. Dorival Caymmi “...das Rosas”
最後にもう一つニュースを。
ブラジル北東部・バイーアの風土に根差した歌を多く残し、ボサノヴァ以降のあらゆる世代に影響を与えたシンガー・ソングライター、ドリヴァル・カイミが、先日8月16日に94才で亡くなりました。
個人的に格別思い入れのあるアルバム『Caymmi Tambem é de Rancho』から、追悼の意をこめて。
9月放送回は、カルトーラ特集をお届けします。
毎月60分お聴きのがしなく!
■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋、ROSE
■放送日時:
毎週日曜日21:00~22:00
木曜日19:00~20:00再放送
※毎月第一日曜日更新
■番組宛メール: samba@joqr.net