2009.02.28
“radio Samba-Nova” O.A.リスト(09年3月放送回)
■「radio Samba-Nova」 vol.12
(2009年3月1日更新)
2008年4月よりマンスリーでお送りしてきたradio Samba-Nova。
3月O.A.回をもって、しばしの充電期間としてお休みさせていただきます。
一年間ご愛聴ありがとうございました!
なるべく早い時期の復活を誓いつつ、今回も旬の情報をお伝えします!
特集コーナーは、初来日公演が決定したミナス出身のデュオ、
ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート。
今もっとも良質で、洗練されたブラジル音楽を奏でる彼らの楽曲を、たっぷりお届けします。
3月第一回目の放送は、3/1(日)21:00からです。お楽しみに!!
※聴取方法: 文化放送UNIQue the RADIOの下記バナーをClique!
■オンエア予定楽曲
M1. Bangalafumenga ““Barraco Dourado”
M2. Alceu Valença “Pétalas”
M3. Mallu Magalhães “You Know You've Got”
ニュー・リリース特集からまずは3曲。
(M1)Samba-Nova周辺で現在最も注目されるコンポーザー/シンガー・ソングライターのホドリーゴ・マラニャォンを擁するグループ、バンガラフメンガの新作です。リオでもブロコ、打楽器集団の活動が盛んになっているようですが、このアルバムとモノブロコやペドロ・ルイス・イ・ア・パレージとの違いはズバリ、ホドリーゴの叙情的なソングライティングと、メリハリの利いたアレンジにあります。メイン・ヴォーカルもいかにもSSW然としたホドリーゴがピンでたっています。
(M2)北東部を代表するシンガー・ソングライター、アルセウ・ヴァレンサの新作から。マラカトゥやフレーヴォなどペルナンブーコの音楽と、欧米のロックを自然にミックスしたような音楽をやってきた人ですけれども、この曲もナイロン弦のギターと口笛、何よりゆるんだ空気感が最高に気持ちよい1曲です。
(M3)若干16歳のシンガー・ソングライター、マルー・マガリャンイス。マイスペースで話題になってデビューしたという、今どきのサクセスストーリーを持つニュー・カマーです。2000年代アメリカの“フォーキー”と共通するレイドバック感、オルタナ感。ちょっと舌ったらずなヴォーカルも魅力的。いいアルバムです。
M4. Renato Motha & Patricia Lobato “Depois de Amanhã”
M5. Renato Motha & Patricia Lobato “Devagar”
アルバム『ドイス・エン・ペソア』より
M6. Renato Motha & Patricia Lobato “Alegre ou Triste”
M7. Renato Motha & Patricia Lobato “Uma vez em Paris”
アルバム『プラーノス』より
M8. Renato Motha & Patricia Lobato “Ad Guru Name”
M9. Renato Motha & Patricia Lobato “Waah Yanti Kar Yanti”
アルバム『サウンズ:平和のための揺らぎ』より
M10. Renato Motha & Patricia Lobato “俳諧バイアォン”
M11. Renato Motha & Patricia Lobato “輪”
アルバム『ジョアンに花束を』より
続いて、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバートの特集です。
ボサノヴァ以降を象徴する、非常に端正で洗練された側面と、
既製の詩やマントラにオリジナルのメロディをのせるなど、
音楽的・文学的な冒険の成果が見てとれると思います。
来日公演の情報はコチラから。
会場でお会いしましょう!
60分お楽しみに!!
■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋、ROZA
■放送日時:
毎週日曜日21:00~22:00
木曜日19:00~20:00再放送
■番組宛メール: samba@joqr.net