2009.09.21

UNIQue the RADIO 放送終了のお知らせ

ラジオの新しい形を実現すべく文化放送が開局、インターネットラジオと携帯端末で聴けるデジタルラジオの同時放送を行ってきたUNIQue the RADIOが、10月5日午前1時をもって放送終了することになった。

特にインターネットでの聴取により、日本全国ネット環境さえあればどこでも高音質で聴ける、というインフラ面でのメリットもさることながら、音楽ファンを唸らす真摯な番組が揃っていただけに残念でならない。
『radio Samba-Nova』というブラジル音楽番組の企画/制作/出演を2008年4月から1年間、そして2009年の4月からは番組『Bar Bossa』の1コーナーとして引越するかたちで半年間お世話になってきたほか、サラーム海上さんの『ORIENT EXPRESS』、雑誌イントキシケイトがプロデュースする『radio intoxicate』など、個人的にも愛聴してきた番組に呼んでもらったり、短い期間だったとはいえ思い出は尽きない。
自分が担当した『radio Samba-Nova』では、ジルベルト・ジルをはじめ、多くの来日アーティストにインタビューやライブ収録で出演してもらったり、また音楽番組にも関わらず、折からの不況で社会問題化したブラジル移民の雇用問題を特集したり、ほんとにいい経験をさせていただきました。企画を自由に受け入れ、共に作り上げてくださった番組・局スタッフのみなさん、ありがとうございました。おつかれさまでした!

そして何より聴いてくださったリスナーのみなさんにお礼を申し上げたいと思います。近いうちにまたお会いしましょう! Até mais!!

ちなみにBar Bossa最終回は特別編、渋谷のリアル店舗に3人のマスター(Bar Bossa, Bar Blen blen blen, barquinho)、長洲あきなさん、成田佳洋が集合してフィナーレを飾ります。ゆるいフィナーレです。。

※聴取方法: 文化放送UNIQue the RADIOの下記バナーをClique!
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“Bar Bossa”最終回放送日
9/24(木) 12:00~14:00、18:00~20:00
9/26(土) 24:00~26:00

2009.02.28

“radio Samba-Nova” O.A.リスト(09年3月放送回)

■「radio Samba-Nova」 vol.12
(2009年3月1日更新)

2008年4月よりマンスリーでお送りしてきたradio Samba-Nova。
3月O.A.回をもって、しばしの充電期間としてお休みさせていただきます。
一年間ご愛聴ありがとうございました!
なるべく早い時期の復活を誓いつつ、今回も旬の情報をお伝えします!

特集コーナーは、初来日公演が決定したミナス出身のデュオ、
ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート。
今もっとも良質で、洗練されたブラジル音楽を奏でる彼らの楽曲を、たっぷりお届けします。

3月第一回目の放送は、3/1(日)21:00からです。お楽しみに!!

※聴取方法: 文化放送UNIQue the RADIOの下記バナーをClique!
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■オンエア予定楽曲

M1. Bangalafumenga ““Barraco Dourado”
M2. Alceu Valença “Pétalas”
M3. Mallu Magalhães “You Know You've Got”

ニュー・リリース特集からまずは3曲。

 (M1)Samba-Nova周辺で現在最も注目されるコンポーザー/シンガー・ソングライターのホドリーゴ・マラニャォンを擁するグループ、バンガラフメンガの新作です。リオでもブロコ、打楽器集団の活動が盛んになっているようですが、このアルバムとモノブロコやペドロ・ルイス・イ・ア・パレージとの違いはズバリ、ホドリーゴの叙情的なソングライティングと、メリハリの利いたアレンジにあります。メイン・ヴォーカルもいかにもSSW然としたホドリーゴがピンでたっています。

 (M2)北東部を代表するシンガー・ソングライター、アルセウ・ヴァレンサの新作から。マラカトゥやフレーヴォなどペルナンブーコの音楽と、欧米のロックを自然にミックスしたような音楽をやってきた人ですけれども、この曲もナイロン弦のギターと口笛、何よりゆるんだ空気感が最高に気持ちよい1曲です。

 (M3)若干16歳のシンガー・ソングライター、マルー・マガリャンイス。マイスペースで話題になってデビューしたという、今どきのサクセスストーリーを持つニュー・カマーです。2000年代アメリカの“フォーキー”と共通するレイドバック感、オルタナ感。ちょっと舌ったらずなヴォーカルも魅力的。いいアルバムです。


M4. Renato Motha & Patricia Lobato “Depois de Amanhã”
M5. Renato Motha & Patricia Lobato “Devagar”
   アルバム『ドイス・エン・ペソア』より
M6. Renato Motha & Patricia Lobato “Alegre ou Triste”
M7. Renato Motha & Patricia Lobato “Uma vez em Paris”
   アルバム『プラーノス』より
M8. Renato Motha & Patricia Lobato “Ad Guru Name”
M9. Renato Motha & Patricia Lobato “Waah Yanti Kar Yanti”
   アルバム『サウンズ:平和のための揺らぎ』より
M10. Renato Motha & Patricia Lobato “俳諧バイアォン”
M11. Renato Motha & Patricia Lobato “輪”
   アルバム『ジョアンに花束を』より

続いて、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバートの特集です。
ボサノヴァ以降を象徴する、非常に端正で洗練された側面と、
既製の詩やマントラにオリジナルのメロディをのせるなど、
音楽的・文学的な冒険の成果が見てとれると思います。

来日公演の情報はコチラから。
会場でお会いしましょう!

60分お楽しみに!!


■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋ROZA
■放送日時: 
毎週日曜日21:00~22:00
木曜日19:00~20:00再放送
■番組宛メール: samba@joqr.net

2009.01.28

“radio Samba-Nova” O.A.リスト(09年2月放送回)

■「radio Samba-Nova」 vol.11
(2009年2月1日更新)

2月O.A.回は、ニュー・リリース特集第2弾!
カシンが手掛ける注目のサウンドトラックに、CSSの未発表リミックス、
そしてサンバ~サンバ周辺曲までのバラエティ豊かな良作を、一気に紹介します。

また番組後半では、在日ブラジル人・コミュニティをとりまく現状レポートをお伝えします。
不況のあおりを受けてさまざまな問題を抱える在日ブラジル人・コミュニティの「いま」について、
ゲストをお迎えして聞いていきます。

2月第一回目の放送は、2/1(日)21:00からです。お楽しみに!!

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■オンエア予定楽曲

M1.  Garganta Profunda “Sopro do Vento”
M2.  Kassin “Gandorra”
M3.  CSS “Move (Cut Copy Remix)”
M4.  Rubens Nogueira “O samba é o som”
M5.  Marquinhos De Oswaldo Cruz “Portela Canta”
M6.  Márcio Local “Quem Pode Pode”

ニュー・リリース特集からまずは6曲オンエアしました。

 (M1)ガルガンタ・プロフンダは、活動歴20年以上になるベテラン・コーラスグループ。女性2人、男性3人の混成グループで、自らも楽器演奏やアレンジ、作曲を手掛けることも。このアルバムでは、ホドリーゴ・マラニャオン、エドゥ・クリエゲル、ニウジ・カルヴァーリョなど、今注目の新世代サンビスタの作品を多く取り上げています。全員でハモっていても、一人一人の個性がまったく損なわれず、各人の声がはっきり聞き取れる魅惑のグループです。

 (M2)現代のブラジルを代表するプロデューサーの一人、カシンが手掛けたサウンドトラック『ミチコとハッチン』サウンドトラックからの一曲。日本のアニメのサウンドトラックですが、ブラジルをモチーフにした架空の国でのストーリー設定ということもあり、イマジネーションとヴァラエティにとんだ楽曲が並んでいます。

 (M3)欧米やここ日本でも大ブレイクしたサンパウロ出身のグループ、CSSの未発表トラック。オーストラリア出身の3ピースバンド、Cut Copyのリミックスでした。リミックスするほうもされるほうもロック・バンド、なのに音は完全にニュー・レイヴ仕様というのが面白い。

 (M4)サンパウロ出身のサンバ作曲家/ヴィオロニスト、フーベンス・ノゲイラのサード・アルバム『Quando eu canto meu samba』から。ジャズ・ギターの素養もある人らしく、センシティヴな作風のいいアルバムです。サンバといえば、リオで生まれた、実にリオらしい音楽ではありますが、サンパウロのこうした繊細なサンバもなかなか捨てがたいです。

 (M5)毎年12/2の「サンバの日」に開催されるイベント「サンバ列車」の仕掛人として知られるサンビスタ、マルキーニョス・ヂ・オズワルド・クルスのアルバム『Memórias de minh'alma』より。ポルテーラのシンガーです。

 (M6)サンバ・ソウルの新星、マルシオ・ロカウのアルバム『Samba sem nenhum problema』から。クロいサウンドと声はセウ・ジョルジを彷彿とさせ、話題になっています。


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(写真は全て2009年1月18日、在日ブラジル人による日本初のデモ行進。東京にて)

M7.  TENSAIS MC’S “MestiSoul”

番組後半は、在日ブラジル人コミュニティをとりまく現状レポートです。
在日ブラジル人の支援団体「RESTARTコミュニティ」(「SOS Brasil Community」改め)から、
橋本秀吉さん、茂木真二さんをゲストにお迎えして、
雇用や教育など、コミュニティが抱えている問題についてお話を伺います。


毎月60分お楽しみに!!


■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋ROZA
■放送日時: 
毎週日曜日21:00~22:00
木曜日19:00~20:00再放送
※毎月第一日曜日更新
■番組宛メール: samba@joqr.net

2009.01.03

“radio Samba-Nova” O.A.リスト(09年1月放送回)

■「radio Samba-Nova」 vol.10
(2009年1月4日更新)

2009年一回目のradio Samba-Novaは、年末年始のニュー・リリースを大特集!
毎年膨大なリリースが集中するこの時期の新譜を、
ゲストの大洋レコード・伊藤亮介さんとともに聞いていきます。
今月からROSEのピンチヒッターをつとめるROZAにも注目です。

1月第一回目の放送は、1/4(日)21:00からです。お楽しみに!!

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■オンエア予定楽曲

M1.  フェルナンダ・タカイ “四葉のクローバー”

まずは大洋レコード名刺がわりの1枚から。
昨年は来日公演も実現して、話題になりましたね。
新年は1/7(水)より営業とのこと、下記HPや店頭で気に入った1枚をゲットしてみては。
http://taiyorecord.com


M2. Marcelo D2 “Desabafo”
M3. Iara Rennó “Macunaíma”
M4. Marisa Monte “Infinito Particular”
M5. Dani Gurgel “Festa de Santo”
M6. Lô Borges “O Trêm Azul”
M7. Nelson Sargento “Nas Asas Da Canção”
M8. Sururu na Roda “Momento de Agradecer”
M9. Anna Luisa “Bailarina do Mar”
M10. Tom Zé “Brazil, Capital Buenos Aires”

そしてニュー・リリース特集から。伊藤さん選曲の(3)(5)(6)(9)(10)は、大洋レコードhpをご参照ください。

 (2)のマルセロD2は、世界で最も知られているブラジルのヒップホップ・アーティスト。新作『A Arte do Barulho』からの一曲です。サンバとヒップホップを掛け合わせたスタイルで成功しましたが、今回はマルコス・ヴァーリ、セウ・ジョルジ、ホベルタ・サーなど多彩なゲストを交えつつ、よりシンプルに、ヒップホップの美学を追求しています。
 マリーザ・モンチの新作『Infinito ao Meu Redor』からの(4)。2006年から2007年にかけて全世界で行われたツアーをロード・ムーヴィー・タッチに編集したDVDと、ライブCDの2枚組です。日本公演と同メンバーというのも嬉しいですね。
 (7)は84歳になるサンビスタ、ネルソン・サルジェントの新録『Versátil』から。佳曲揃いの力作で、個人的には今までで一番好きなアルバムになりそうです。この曲はイヴォニ・ララとの共作で、彼女も参加しています。
 (8)はリオを拠点に活動するグループ<スルル・ナ・ホーダ>のライブ・アルバム『Que Samba Bom』から。男性2人女性2人の若手有望株によって結成されたグループで、それぞれがソロとしてのキャリアもあります。特にこの曲でソロをとっているニウジ・カルヴァーリョは、もともと若干9才でバンドリン奏者としてレコード・デビューした天才肌で、シンガーとしても、曲作りにおいても、別格の存在です。これまではサンバ一辺倒だった曲調も、この曲のようにバイーアのアフォシェーのリズムを取り入れたり、徐々に幅が出てきました。


毎月60分お楽しみに!!


■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋ROZA
■放送日時: 
毎週日曜日21:00~22:00
木曜日19:00~20:00再放送
※毎月第一日曜日更新
■番組宛メール: samba@joqr.net

2008.12.05

“radio Samba-Nova” O.A.リスト(08年12月放送回)

■「radio Samba-Nova」 vol.9
(2008年12月6日更新)

12月O.A.回は、音楽プロデューサーの中原仁さんをゲストにお迎えして、
2008年のブラジル音楽シーンを振り返ります。
12月第一回目の放送は、12/6(日)21:00からです。お楽しみに!!

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■オンエア予定楽曲

M1. Lenine “A Mancha”
M2. Marcelo Camelo “Vida Doce”
M3. Thobias da Vai Vai “Festa da Vinda”

まずは毎月恒例のニュー・リリース・コーナーから。

M1: サウンドは幾分たおやかに、表現は変わらず尖ったレニーニの新作『LABIATA』から。
M2: 先月<さよならコンサート盤>をオンエアしたばかりのロス・エルマーノス。そのフロントマンの一人、マルセロ・カメーロのソロ・アルバムが登場。マリア・ヒタが彼の曲を好んで取り上げることでも有名ですが、フックのあるメロディ・センスがクセになります。
M3: 今年生誕100周年を迎えたサンバ作曲家、カルトーラへのトリビュート・アルバム『Cartola para Todos』からの1曲です。
サンパウロの名門サンバ・エスコーラ、ヴァイ・ヴァイのシンガー<トビアス・ダ・ヴァイ・ヴァイ>が捧げるカルトーラの名曲です。


M4. “Até Amanhã” V.A.『BGM13』より
M5. TENSAIS MC’S “侍Malandro”
M6. Pato Fu “Made in Japan” V.A.『Brazilian Music 100』より
M7. Maria Rita “Recado”
M8. Gilberto Gil “Geixa no Tatame”
M9. Adriana Calcanhotto “Maré”
M10. Pedro Moraes “Samblefe”
M11. Moinho “Saudade da Bahia”

ここからは中原仁さんをお迎えして、2008年のブラジル音楽シーンを早足で振り返ります。
日本ブラジル移民100周年を象徴する2アーティストの曲に、今年来日を果たしたビッグネーム、2009年以降が楽しみな注目株まで。
番組の最後に重大発表も…

毎月60分お楽しみに!!


■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋ROSE
■放送日時: 
毎週日曜日21:00~22:00
木曜日19:00~20:00再放送
※毎月第一日曜日更新
■番組宛メール: samba@joqr.net

2008.10.06

“radio Samba-Nova” O.A.リスト(08年10月放送回)

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(C) Ryo Mitamura

10月O.A.回は、サンバの偉大なシンボル、カルトーラの生誕100周年特集をお届けします!
ジルベルト・ジルの独占インタビューもあります!!

10/9(木)19:00より再放送されます。お楽しみに!!

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「radio Samba-Nova」 vol.7
(2008年10月5日更新)

■オンエア予定楽曲

M1. Mart’nália “Deu Ruim”
M2. Dadi “Passando”
M3. Renato Motha & Patricia Lobato “A Roda (No Meio do Redemoinho...)”
M4. Tom Zé “Acum-Mahá - Revolta Jege-Mina-Fon”

まずは恒例の最新リリース紹介から。

(1) 新世代サンバの先陣を行く女性シンガー/作曲家、マルチナーリアの新作から。アルトゥール・マイアとセルソ・フォンセカのプロデュースで、曲によってAORサンバ的なアプローチも。メロウな佳曲揃いのアルバムです。

(2) ノヴォス・バイアノス、ジョルジ・ベン、カエターノ・ヴェローゾのバンド<オウトラ・バンダ・ダ・テーハ>などのキャリアを経て、近年はマリーザ・モンチの片腕としても活躍するマルチ・プレイヤー。<+2>メンバーも参加した印象的な1曲です。

(3) 現代最高峰の作曲センスを持つシンガー・ソングライター・デュオ。マリア・ヒタのサウンドを支えるチアゴ・コスタ(piano)、シルヴィーニョ・マズッカ(acoustic bass)が全面参加して、彼らの音楽に新たな風景をもたらしています。(※詳細は近日アップ予定)

(4) 年齢のことばかりを言うのもなんですが…現在72才にしてこの尖り具合!スタジオ・ライブ作品『Danç-Êh-Sã Ao Vivo』より。


M5. Cartola “Verde Que Te Quero Rosa”
M6. Cartola “Ensaboa”
M7. Cartola “Preciso me Encontrar”
M8. Cartola “Minha”
M9. Cartola “Pranto de Poeta”

ここからはカルトーラ特集。
カルトーラことAngenor de Oliveira は、1908年10月11日リオ生まれ。サンバの数々の名曲を生み、その歴史を体現してきた偉大なシンボルです。
1974年、66歳にして初めて本人名義のアルバムを発表、その生涯でわずか4枚のスタジオ・アルバムを残して、1980年11月30日に72歳で亡くなりました。
生誕100周年の今年は、カルトーラにちなんだ様々なアルバムがリリースされていますが、今回の特集では、彼自身の歌と演奏で、その名曲を振り返ります。


M10. Gilberto Gil “Gueixa no Tatame”

続いては、9月に来日したジルベルト・ジルの独占インタビュー!
新作『バンダ・ラルガ・コルデル』の裏話を聞いてきました。
アルバムで一番気に入っているという曲「ゲイシャ・ノ・タタミ」をはじめ、ほんとに名曲揃いの作品です。
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(C) Ryo Mitamura


M11. Maria Rita “Tá Perdoado”

さて、次はこの人、マリア・ヒタも来日決定です!
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群馬県民会館 前橋市
2008/11/7 (金) 19:00開演
S席-6,000円 / A席-4,000円

中野サンプラザ 東京
2008/11/10 (月) 19:00開演
S席-7,000円 / A席-6,000円

公演詳細・最新情報はこちら
『2008 VIVA BRASIL! マリア・ヒタ in Japan』 (※リンク http://www.vivabrasiljapan.com/)
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■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋、ROSE
※リンク
http://www.nrt.jp
http://www.inpartmaint.com/tensais/
■放送日時: 
毎週日曜日21:00~22:00
木曜日19:00~20:00再放送
※毎月第一日曜日更新
■番組宛メール: samba@joqr.net

2008.09.04

“radio Samba-Nova” O.A.リスト(08年9月放送回)

ブラジル音楽の最新情報をお届けするプログラム「radio Samba-Nova」。
サンバやMPBはもちろん、バイリ・ファンキにヒップホップまで、旬のサウンドをアップ・トゥ・デートにお届けします。

9月O.A.回は、ジルベルト・ジル来日特集第3回目・最終回をお届けします。
招聘元のラティーナより、花田勝暁さんをゲストにお迎えして、来日公演の見どころについて聴いていきます。

9月第一回目の放送は、9/7(日)21:00からです。お楽しみに!!

※聴取方法: 文化放送UNIQue the RADIOの下記バナーをClique!
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「radio Samba-Nova」 vol.6
(2008年9月7日更新)

■オンエア予定楽曲

M1. Pedro Moraes “Samblefe”
M2. Manu Lafer “Ta Shemá”
M3. Roberta Sá “Tudo Que Você Podia Ser”
M4. Jackson Conti “Nao Tem Nada Nao”

まずは恒例の最新リリース紹介から。

(1) リオのライブ・シーンのメッカ<ラパ地区>から、またまた気になるアーティストが登場。サンバを基調に、独特のカオスな世界観を爆発させる男性シンガー・ソングライター。サンバ・サイケデリコなミニ・アルバム『CLAROESCURO』から。

(2) こちらも鬼才。サンパウロを根城にハイペースで作品を発表しつづける男性シンガー・ソングライターの新作から。ジョアン・ジルベルトの宇宙に通じる小品があるかと思えば、アラブ風なこんな曲も。

(3) 今年すでに4作(もっと?)のコンピに楽曲提供している女性シンガー、ホベルタ・サーによる新録カヴァー。ミルトン・ナシメントやトニーニョ・オルタなど、ミナス・ジェライス州のアーティストを中心とした音楽共同体<クルビ・ダ・エスキーナ>をトリビュートしたオムニバス『Flores do Clube da Esquina』からの1曲です。

(4) ブラジリアン・フュージョンの名グループ<アジムス>のドラマー、イヴァン・コンチと、USヒップホップ・シーンの人気プロデューサー<マッドリブ>のコラボレーション作品から。


M5. Gilberto Gil “Aquele Abraço” アルバム『アコースティック』より
M6. Gilberto Gil “Toda Menina Baiana” アルバム『ライブ・イン・ジャパン』より
M7. Gilberto Gil “Banda Larga Cordel” アルバム『バンダ・ラルガ・コルデル』より
M8. Gilberto Gil “Palco” アルバム『Em Concerto』より

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続いては3ヶ月にわたってお送りしてきたジルベルト・ジル特集、いよいよ最終回です。
ラティーナ・花田さんの選曲で、ライブ録音を中心にお届けします。
10年ぶりの来日公演もお見逃しなく!

公演詳細・最新情報はこちら
「ジルベルト・ジル&ブロードバンド・バンド ジャパン・ツアー 2008」特設サイト


M9. Pato Fu “Made in Japan”

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ここでもう一つ来日情報を。
「ブラジル・ポップ・カルチャー・ナウ」と題して、ポップ・シーンで活躍する3組のアーティスト、<Pato Fu>、<フェルナンダ・タカイ>、<TP4>の来日が急遽決定、複数の会場で公演を行います。
こうしたロック/ポップス系のグループはなかなか日本では見る機会が少ないので、貴重な数日間ですね。

公演情報・最新情報はこちら


M10. Dorival Caymmi “...das Rosas”

最後にもう一つニュースを。
ブラジル北東部・バイーアの風土に根差した歌を多く残し、ボサノヴァ以降のあらゆる世代に影響を与えたシンガー・ソングライター、ドリヴァル・カイミが、先日8月16日に94才で亡くなりました。
個人的に格別思い入れのあるアルバム『Caymmi Tambem é de Rancho』から、追悼の意をこめて。


9月放送回は、カルトーラ特集をお届けします。
毎月60分お聴きのがしなく!

■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋ROSE
■放送日時: 
毎週日曜日21:00~22:00
木曜日19:00~20:00再放送
※毎月第一日曜日更新
■番組宛メール: samba@joqr.net

2008.08.21

“radio Samba-Nova” オンデマンド版更新しました。

お知らせが遅れてしまいましたが、“radio Samba-Nova” 8月放送回から、TENSAIS MC'S出演部分の一部がオンデマンドで聴けるようになりました。
ぜひぜひ本編も聴いてください!

Listen To "radio Samba-Nova"

“radio Samba-Nova” 8月放送回オンエア・リスト

2008.07.31

“radio Samba-Nova” O.A.リスト(08年8月放送回)

ブラジル音楽の最新情報をお届けするプログラム「radio Samba-Nova」。
サンバやMPBはもちろん、バイリ・ファンキにヒップホップまで、旬のサウンドをアップ・トゥ・デートにお届けします。

8月O.A.回は、TENSAIS MC’Sのゲスト出演、ジルベルト・ジル来日特集など、盛りだくさんでお伝えします。
映画「シティ・オブ・メン」特別鑑賞券のプレゼント情報もありますのでお聴き逃しなく。

8月第一回目の放送は、8/3(日)21:00からです。お楽しみに!!

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「radio Samba-Nova」 vol.5
(2008年8月3日更新)

■オンエア予定楽曲
M1. Marcos Lima & Luciane Menezes “Dona da Noite”
M2. Cida Moreira “O Silencio Do Cipreste”

まずは最新のリリースから。

(1) ここ数年見直されてきているマルシャ(マーチ)のコンピレーションから。モイゼイス・マルケス、ペドロ・ミランダなどの新世代サンビスタも多く参加した1枚です。

(2) ベテラン女性シンガー、シダ・モレイラによるカルトーラへのトリビュート・アルバム『アンジェノール』から。中性的な歌声が美しいです。


M3. Gilberto Gil “Tempo Rei” アルバム『Acoustic』より
M4. Gilberto Gil “O Mar E O Lago” アルバム『It’s Good To Be Alive - Anos 90』より
M5. Gilberto Gil “Buda Nagô” アルバム『It’s Good To Be Alive - Anos 90』より
M6. Gilberto Gil “Se Eu Quiser Falar Com Deus” アルバム『Eletracústico』より

続いてはジルベルト・ジル特集、3回連続の第2回目です。
ジルの過去に10枚以上発表されているライブ・アルバムの中から、名曲・名演を4曲、厳選して聴いていただきました。どんなサウンドでも自分の音楽にしてしまう身体能力はさすがですね。
この4曲は全てジルが作曲した曲ですが、静かな曲の哲学的な世界観にも注目してもらいたいです。


LIVE TENSAIS MC’s “MestiSoul”
M7.  TENSAIS MC’s “マイクロフォン戦士”

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ここからは、日本とブラジルの血を含むヒップホップ・ユニット、TENSAIS MC’Sを迎えたゲスト・コーナー。
番組オープニング曲でもある“MestiSoul”をライブ・パフォーマンスで披露してもらいました。
8/5全国リリースのニュ-・マキシ・シングル『MestiSoul』も要チェックです!

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M8. Guilherme de Brito “A Flor E O Espinho”

次は映画の話題です。
2003年に日本公開されてヒットしたブラジル映画、『シティ・オブ・ゴッド』。
その姉妹編であり、シリーズ完結となる『シティ・オブ・マン』が8月から劇場公開スタートになります。
TENSAIS MC’SのMC BETOも加わって、ファヴェーラの実情と音楽についてのトークを。
パウロ・モレッリ監督からの番組へのコメントも!
公開情報はこちら


9月放送回は、ジルベルト・ジル特集最終回をお届けします。
毎月60分お聴きのがしなく!

■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋ROSE
■放送日時:
毎週日曜日21:00~22:00
木曜日19:00~20:00再放送
※毎月第一日曜日更新
■番組宛メール: samba@joqr.net

2008.07.03

"radio Samba-Nova" O.A.リスト(08年7月放送回)

7月O.A.回では、現代ブラジルを代表するアーティスト、ジルベルト・ジルのニュー・アルバム『Banda Larga Cordel』を特集します。

7月第一回目の放送は、7/6(日)21:00からです。お楽しみに!!

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「radio Samba-Nova」 vol.4
(2008年7月6日更新)

■オンエア予定楽曲
M1. Roberta Sá “Amor Blue”
M2. Curumin featuring Blackalicious & Latteef the Truthspeaker “Kyoto”
M3. Sonantes “Carimbó”
M4. Wilson Simoninha “Navegador de Estrelas”
M5. Alexia Bomtempo “Mais”
M6. Trash Pour 4 “Lithium”
 
ここまでは最新のリリースから。

(1) 新世代サンバを代表する女性シンガー、ホベルタ・サーの新曲です。
テレビ・ドラマのサウンドトラック『CIRANDA DE PEDRA』からの1曲です。

(2) クルミンことルシアーノ・ナカタは、DJ SHADOWのレーベルQuannumからのリリースでも知られるサンパウロのアーティストです。
日本人とスペイン人の両親を持つ日系3世のアーティストで、このアルバム『JAPAN POP SHOW』でも日本語曲を披露しています。

(3) 先月オンエアした3namassaの3人組(デンギ、プピーロ、ヒカ・アマービス)にグイ・アマービス、そしてデビュー・アルバムがラテン・グラミーとグラミー両方にノミネートされた話題の女性シンガー、セウによるプロジェクトです。

(4) ジョルジ・ベンジョール(祝・来日!)やセウ・ジョルジも参加した新作『MELHOR』からの1曲です。

(5) リオ在住の女性シンガーによる話題作『Astrolábio』からの1曲。ダヂproduceのポップ・アルバムで、彼やピエール・アデルニの楽曲を多くとりあげています。(ピエール夫人とのこと。)

(6) サンパウロで活動するカヴァー・ユニットの2nd作が日本盤発売。USオルタナティヴ・ロックの代名詞、ニルヴァーナをショーロ仕立てにカヴァーした痛快な1曲!


M7. Gilberto Gil “Formosa”
M8. Gilberto Gil “Despedida De Solteira”
M9. Gilberto Gil “Despedida De Solteira”

渾身のニュー・アルバム『Banda Larga Cordel』から、続けて3曲。
ボサっぽい曲もあれば北東部風~レゲエっぽい曲があったり、バイーアのリズム<イジェシャー>の曲もあったりと、これまでの活動を総括したような力作となっています。

公演詳細・最新情報はこちら
「ジルベルト・ジル&ブロードバンド・バンド ジャパン・ツアー 2008」特設サイト


M10 CSS “Left Behind”

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続いてはこのグループも日本にやってきます。
サンパウロ出身のディスコ・パンク・バンドCSSの、フジロックフェスティヴァル'08 最終日7/27(日)への出演が決定。
デビュー作『カンセイ・ヂ・セール・セクシー』がワールドワイドにヒット、「iPod touch」などのテレビCMにも起用されて話題になりました。
7/9にリリースされるニュ-・アルバム『Donkey』からの1曲です。


M11. Antonio Pinto & Rappin Hood “Vietnam A Brasileira”

次は映画の話題です。
2003年に日本公開されてヒットしたブラジル映画、『シティ・オブ・ゴッド』。
その姉妹編であり、シリーズ完結となる、
『シティ・オブ・マン』が8月から劇場公開スタートになります。

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© 2007 O2 Cinema Ltda. All rights reserved.

前作シティ・オブ・ゴッドは、リオ・デ・ジャネイロの実在のスラム街「シダーヂ・ヂ・デウス」を舞台に、麻薬ギャングの抗争や、そこでの日常を描いた衝撃作として話題になりました。
音楽ファンにとっても、劇中で使用されたバイリ・ファンキやサンバ、ブラジリアン・ソウルなどのサウンドが注目されて、サントラ盤もヒットしました。

新作『シティ・オブ・マン』も、舞台になっているのはリオのファヴェーラ。リオのストリートの雰囲気がたっぷり味わえる、素晴らしい内容です。
気になる音楽のほうも、ファンキのパーティー・シーンも登場するなど見逃せません。
先日来日したパウロ・モレッリ監督から、番組へのコメントもいただいているので、来月の放送回でご紹介したいと思います。

タイトル:『シティ・オブ・メン』
公開表記:8月9日より、
渋谷シネ・アミューズほか全国ロードショー
配給:アスミック・エース


◎さらにもう一つお知らせです。
この映画『シティ・オブ・メン』公開を記念して、Samba-NovaのDJイベントを開催します!
日時は8月16日土曜日、夜10時から。

場所などの詳細はブログのほうにアップしますが、
ブラジル音楽イベント史上、最も豪華なメンバーが大集結。
リオデジャネイロの夜の雰囲気を、真夏の東京に再現します!
もちろん僕やROSEも出演するので、見かけたらぜひ声をかけて下さい。


M12 G.R.E.S. Estação Primeira de Mangueira“Mangueira Redescobre A Estrada Real... E Deste Eldorado Faz Seu Carnaval”

最後に、リオ現存最古のサンバ・エスコーラ、マンゲイラの曲をO.A.してお別れです。
今年6月14日。
このマンゲイラで半世紀以上にわたって歌手をつとめてきたジャメラォンが、
95才で亡くなりました。
リオのカーニヴァルで最も象徴的な存在だったジャメラォンの葬儀は、マンゲイラの打楽器隊によって送り出されたということです。
曲は2004年のテーマ曲で、歌っているのはもちろん、晩年のジャメラォンです。


7月・8月・9月と3ヶ月連続してジルベルト・ジルを特集予定です。
毎月60分お聴きのがしなく!

■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋ROSE
■放送日時: 
毎週日曜日21:00~22:00
木曜日19:00~20:00再放送
※毎月第一日曜日更新
■番組宛メール: samba@joqr.net

2008.06.06

“radio Samba-Nova” オンデマンド放送スタート

“radio Samba-Nova” 6月放送回から、ベト・カレッティ出演部分がオンデマンドで聴けるようになりました!
ぜひぜひ本編も聴いてください!

オンデマンド放送はコチラから!

2008.05.28

“radio Samba-Nova” O.A.リスト(08年6月放送回)

ブラジル音楽の最新情報をお届けするプログラム「radio Samba-Nova」。
サンバやMPBはもちろん、バイリ・ファンキにヒップホップまで、旬のサウンドをアップ・トゥ・デートにお届けします。
6月放送回は、アルゼンチン出身ながら、ブラジル音楽シーンでの人気も定着しているシンガー・ソングライター、ベト・カレッティの独占スタジオ・ライブをフィーチャー!

6月第一回目の放送は、6/1(日)21:00からです。お楽しみに!!

※聴取方法: 文化放送UNIQue the RADIOの下記バナーをClique!
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radio Samba-Nova vol.3

◆オンエア予定楽曲
1. 3namassa “O Seu Lugar”
2. Samba de Fato e Cristina Buarque “Mineiro Pau”
3. Velha-Guarda da Mangueira “Exaltação Á Mangueira”
4. Turibio Santos “Junto a Tu Corazón”
5. Elizeth Rosa “Reduto de Sambista”

まずはいつもどおり、ここ最近のリリースから数曲お届けしました。

M1: ナサォン・ズンビのメンバー、デンギとプピーロ、そしてヒカ・アマービスによるユニット<トレス・ナ・マッサ>の1stアルバムから、“O Seu Lugar”。話題のビッグ・バンド<オルケストラ・インペリアル>の看板シンガー、<タルマ・ヂ・フレイタス>が参加した1曲です。

M2: テレーザ・クリスチーナのバンド<グルーポ・セメンチ>のメンバーとも重複するサンバ・ヂ・ファトと、サンバにこだわった活動を続けるベテラン女性シンガー、クリスチーナ・ブアルキのアルバムから。名作曲家、マウロ・ドゥアルチに捧げた作品集です。

M3: リオ・デ・ジャネイロ現存最古のサンバ・エスコーラ「マンゲイラ」の長老たち、「ヴェーリャ・グアルダ・ダ・マンゲイラ」の最新作から。2005年のライブ録音です。ジャメラォンが歌ったこの曲以外にも、ベッチ・カルヴァーリョやアルシオーネなどの常連組に加えて、レニーニ、ホベルタ・サー、レイラ・ピニェイロなどの豪華ゲストが参加しています。

M4: ブラジルを代表するガット・ギター奏者、トゥリビオ・サントスのアルバム『Interpreta Agustín Barrios』から。

M5: サンパウロのベテラン女性サンバ歌手/作曲家、エリゼッチ・ホーザのアルバム『Negro Luz』より。

6. Beto Caletti “Mil Vezes” (LIVE)
7. Beto Caletti “Descompanhia”

続いてお待ちかね、ベト・カレッティの独占スタジオ・ライブは、最新アルバム『テス』の冒頭を飾る“Mil Vezes”。
簡単なサウンド・チェックのみで、リハなし、ワン・テイクでばっちり決めてくれました!
途中インタビューを挟んで、CDからもう1曲O.A.して、またの再会を誓いました。
ここでの模様はオンデマンド版でもお聴きいただけます。


8. Egberto Gismonti “Alegrinho #2”
9. Egberto Gismonti “Frevo”

続いてはこのアーティストも日本にやってきます。
ブラジルを代表する演奏家にして、現代音楽シーンの世界に名だたるコンポーザー、エグベルト・ジスモンチ。
以下は公演情報です。

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photo by uga

【ジスモンチ・オーケストラ・コンサート】
■日時: 7/3(木)19:00
■会場: 紀尾井ホール
■出演:
エグベルト・ジスモンチ(ピアノ、ギター/作曲)
沼尻竜典(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団

【ジスモンチ・ソロ・コンサート】
■日時: 7/7(月)19:00
■会場: 浜離宮朝日ホール
■出演:
エグベルト・ジスモンチ(ピアノ、ギター)

【ジスモンチ・ソロ・コンサート *追加公演】
■日時: 7/5(土)18:00開演
■会場: 第一生命ホール
■出演:
エグベルト・ジスモンチ(ピアノ、ギター)

※公演詳細・最新情報はこちら
<東京の夏>音楽祭2008
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10. Afro Reggae “Quero só você”

最後に、リスナーの方から届いた、映画『ファヴェーラの丘』感想をご紹介。
この映画でスポットを浴びたアフロレゲエの爽快なレゲエ・チューンをお届けしました。


次回7月O.A.分では、来日が決定したジルベルト・ジルの特集を予定しています。
毎月60分お聴きのがしなく!

■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋ROSE
■放送日時: 
日曜日21:00~22:00
木曜日19:00~20:00
※毎月第一日曜日更新
■番組宛メール: samba@joqr.net

2008.05.01

“radio Samba-Nova” O.A.リスト(08年5月放送回)

4月からスタートした現在進行形のブラジル音楽情報をお届けするラジオ・プログラム「radio Samba-Nova」。
サンバやMPBはもちろん、バイリ・ファンキにヒップホップまで、旬のサウンドをお届けしています。
今回は月刊ラティーナより編集チーフの船津亮平さんをお迎えして、番組名の元ともなっている「新しいサンバ」を特集します。

5月第一回目の放送は、5/4(日)21:00からです。お楽しみに!!

※聴取方法: 文化放送UNIQue the RADIOの下記バナーをClique!
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■「radio Samba-Nova」 vol.2
(2008年5月4日更新)

◆オンエア予定楽曲
1. Adriana Calcanhotto “Marê”
2. Milton Nascimento e Jobim Trio “Tudo Que Você Podia Ser”
3. Francis Hime e Zélia Duncan “Sem Saudades”

ここまでは最新のリリースから。
1曲目はモレーノ、ドメニコ、カシンらを中心に制作されたアドリアーナ・カルカニョットの新作『Marê』より。

次に、「ブラジルの声」と言われるミルトン・ナシメントと、晩年のアントニオ・カルロス・ジョビンを支えたメンバーで、実の息子でもあるパウロ、孫のダニエル、ドラムスのパウロ・ブラーガからなる<ジョビン・トリオ>が共演したアルバム『Novas Bossas』から、“Tudo Que Você Podia Ser”。

3曲目は、今年生誕100周年を迎える偉大なサンバ・シンボル、カルトーラのトリビュート・アルバム“Viva Cartola! 100 anos”から、Francis HimeとZélia Duncanのデュエットでした。
このカルトーラについては、この番組でも機会をあらためて特集を組みたいと思っています。


4. Monobloco “Rap do Cartão Postal”
5. Orquestra Imperial “Me Deixa Em Paz”
6. Marcelo D2 “Dor de Verdade”
7. Marisa Monte “Meu Canário”
8. Maria Rita “O que é o amor”
9. Roberta Sá “Alô Febereiro”
10. Teresa Cristina e Grupo Semente “Gorjear da passarada / A vida me fez assim”

ここからはラティーナ編集部より船津亮平さんをお迎えして、「新しいサンバ」を特集していきます。
6ページに渡って「新しいサンバ」を特集した、月刊ラティーナ2008年2月号(下の表紙です)が最高の副読本となりますのでぜひ!
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11. Beto Caletti “Mil Vezes”

来日公演が決定したベト・カレッティ。新作『テス』からの1曲です。
次回6月O.A.分では独占スタジオ・ライブも予定しています。

毎月60分お聴きのがしなく!

■番組タイトル:「radio Samba-Nova」
■パーソナリティ:成田佳洋ROSE
■放送日時:
日曜日 午後9時~10時
木曜日 午後7時~8時
※毎月第一日曜日更新
■番組宛メール: samba@joqr.net

2008.04.11

"radio Samba-Nova" 放送スタート!

以前から折に触れてお伝えしてきた「radio Samba-Nova」がスタートします!

文化放送のデジタル/インターネット・ラジオ・チャンネル"UNIQue the RADIO"にて、
日曜21:00~22:00、木曜19:00~20:00放送です。
(更新は毎月第一日曜日)
インターネット・ラジオなので、日本全国どこからでも聴取可能です。

第一回目の放送は、4月13日(日) 午後9時~10時です。

番組パーソナリティは成田佳洋、ROSE(TENSAIS MC'S)の二人。
サンバやMPBはもちろん、バイリ・ファンキにヒップホップまで、旬のサウンドをアップ・トゥ・デートにお届けします。来日アーティストのゲスト出演なども決定中!ここでしか聴けないスタジオ・ライブなども予定していますのでお楽しみに。

第一回目から、話題のブラジル映画「ファヴェーラの丘」特別鑑賞券のプレゼント情報もあるので要チェック!
※聴取方法は下をクリック
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radio Samba-Nova vol.1
◆オンエア予定楽曲
1. Celso Fonseca "Feriado"
2. Sergio Mendes feat. Will.i.am & Siedah Garrett "Funky Bahia"
3. Vinicius Cantuaria "Galope"
4. DJ Dolores "Wakaru"
5. Daniela Mercury "O mais belo dos belos (a verdade do ilê)"
6. TENSAIS MC’s "侍malandro"
7. Motirô "Senhorita"
8. Caetano Veloso e Jose Miguel Wisnik "Big bang bang"
9. Afro Reggae "Nenhum motivo explica a guerra"
10. Beto Caletti "Chegaste"

今月はここ最近のリリースから5曲と、現在ネット通販にて先行発売中のTENSAIS MC'Sマキシ・シングルからのM6、来日公演(Beto Caletti、Cabalが参加したMotirô)やこちらも日本での公演が決定したダンス・カンパニー“GRUPO CORPO”のサントラM8、映画「ファヴェーラの丘」にまつわる話題の楽曲M9などなど、話題満載でお届けします。


次回5月O.A.分では素敵なゲストをお迎えして、「新しいサンバ」を特集します。
毎月60分間お楽しみに!

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BOOKMARK

NRT
THE PIANO ERA
藤本一馬
Kazuma Fujimoto official web

PROFILE


成田佳洋:
maritmo株式会社 代表取締役プロデューサー。レーベルNRT主宰。
静かなる音楽フェスティバル 【sense of "Quiet"】、CDシリーズ/ラジオ番組/イベント 【Samba-Nova】 主催・企画・制作。
世界と日本のピアノ・フェスティバル【THE PIANO ERA】主催プロデューサー(novus axisとのダブル主催)。
音楽ライター・選曲家として、ワールド・ミュージック全般を中心に、ジャズやロック・ポップスなどのフィールドで活動中。ライナーノーツ多数。

74年東京生まれ。96年よりレコード会社勤務、その後外資系CDショップにてワールドミュージックおよびジャズのバイヤーを5年勤めたのち、02年に初めてブラジルに渡航。当初レコード・ショップ開業のため買い付け目的での滞在が、現行シーンのあまりの面白さと、その背景の豊かさに触れ、レーベル開業を決意。帰国後レコード会社勤務を経て、04年にNRTをスタート。音楽の一方的な「啓蒙者・紹介者」としてではなく、「共有者」としての視点をベースに、CDリリース、原稿執筆、ラジオ番組の選曲・構成、レコーディング・ライブイベントの企画・制作などを行う。

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