畠山美由紀&藤本一馬 "夜の庭"
2022.11.11 on sale
フォーマット:CD/配信
CD規格番号: NKCD-1022
CD税込定価: ¥3,000(税抜¥2,727)
CD販売元: NRT(maritmo 株式会社)
POS: 4571332610220
CD発売元: NRT(maritmo株式会社)
配信元:ランブリング・レコーズ
新しく生まれた歌、呼吸するアンサンブル。
「静謐さ」と「フォークロア」、「過去と現在」を結ぶアルバム
“Port of Notes”、そして唯一無二のシンガーソングライター 畠山美由紀。
"orange pekoe"のギタリスト・コンポーザーで、個性的なリーダー作群によって「東京の新しい室内楽」シーンを牽引する藤本一馬。
2021年のライブで共鳴を深めた二人が、書き下ろしによる新曲を中心としたスタジオレコーディングアルバム『夜の庭』を完成。
歌とサウンドの融合、そして「静謐さ」「フォークロア」がキーワードとなった本作。
情景を喚起する畠山美由紀の歌と詞の世界に、サウンド面を主に司る藤本一馬のアレンジが融合し、二人の音楽性が新たな段階へと辿り着いた。
官能的な歌、ギターとチェロ、パーカッションやヴィブラフォンの、つややかでときに野性的な響きが交差するサウンドは、他では聴くことのできないフレッシュなものとなっている。
◆TRACK LISTING
01. 新しい眼 (畠山美由紀/藤本一馬) https://orcd.co/j5r1alk
02. 夜の庭 (畠山美由紀/藤本一馬) https://orcd.co/exyad24
03. 古い地図 (畠山美由紀/藤本一馬)
04. 浅緋 -Asaake- (藤本一馬) *Instrumental
05. If You Were Coming In The Fall (Emily Dickinson/畠山美由紀)
06. Sky And Sea (Blue In Green) (Cassandra Wilson/Miles Davis)
07. 青藍 -Seiran- (藤本一馬) *Instrumental
08. この空の下 (畠山美由紀)
09. 幸せでいて (畠山美由紀)
10.Todo O Sentimento (Chico Buarque/Cristovao Bastos)
Personnel:
畠山美由紀: Voice
藤本一馬: Guitar
伊藤ハルトシ: Cello
岡部洋一: Percussion
服部恵: Vibraphone
Produced & Arranged by 藤本一馬
Recorded by
井口寛 (rollers) at Pastoral Sound
喜多野清樹 at Bang On Studio
Mixed by 奥田泰次(studio MSR)
Mastered by 木村健太郎(KIMKEN STUDIO)
◆『夜の庭』サウンドの背景について
――「静謐さ」と「フォークロア」、「過去と現在」を結ぶアルバム――
畠山美由紀と藤本一馬による、初のコラボレーション作品『夜の庭』。
2021年11月に初めて双頭名義のライブを行ったことがきっかけで、2022年春よりレコーディングを開始した。
最初のきっかけは、藤本一馬がアルバム『Dialogues』をリリースした2012年。
この年、藤本のライブに畠山美由紀が飛び入り参加したことが、その音楽的出会いの経緯となった。
本作『夜の庭』のプロデュース、アレンジを担当した藤本一馬によれば、これまで二人が断続的に共演してきた経緯と、畠山美由紀の声からのインスピレーションをサウンドとして結実させたかったと語っている。
キーワードには、「静謐さ」そして「フォークロア」がある。
これらの感覚は、藤本一馬が畠山美由紀と出会い、ときおり演奏してきたこの10年間に、同じく共演したミュージシャンたちーーとりわけアルゼンチンのカルロス・アギーレ、ギジェルモ・リソット。ブラジルのヘナート・モタ&パトリシア・ロバート、アンドレ・メマーリ、アントニオ・ロウレイロ。日本の中島ノブユキ、林正樹、伊藤志宏、北村聡といったミュージシャンたちが持ち合わせているもので、それぞれ固有の「静謐さ」「フォークロア」でありながら、お互いに音を重ねるなかでシェアし、響かせてきた感覚だという。
畠山美由紀との邂逅、そしてはじめて藤本一馬が参加した畠山作品『rain falls』(中島ノブユキがプロデュース)の制作とツアーを経て、現在に至るまでのムードを楽曲やサウンドとして形にする。振り返ってみると、そうした風、ないしは琴線のようなものがあったと藤本一馬は語っている。
二人のリスナーとしての趣向面でも、元々南米に限らずフォーク/フォークロアの感覚を多様にミックスしているポップスに親近感を感じてきたという。
例えば(ブラジル・ミナスのレジェンド)ミルトン・ナシメントが、ミナスやブラジル、ひいては南米大陸のフォークロアを根底に持ちながら、ビートルズからの強い影響も受けている部分に惹かれるという。
また本作には、ジャズの直接的な発露といったものはさほどないが、ジャズに含まれるハーモニーからの影響をそこかしこに感じることもできるはずである。
サウンド面への言及に偏ってしまったきらいがあるが、本作で歌われる歌詞についても、アルバムを読み解くうえで欠かすことができないものとなっている。
(カヴァー曲をのぞく)全曲の作詞は畠山美由紀が行っているが、事前に二人が相談したことはなく、畠山が曲から受け取ったイメージや風景を形にしていったという。特にギターの音色そのものからのインスピレーションが大きかったという。
情景を喚起する畠山美由紀の歌と詞の世界に、サウンド面を主に司る藤本一馬のアレンジが融合し、二人の音楽性が新たな段階へと辿り着いた。
官能的な歌、ギターとチェロ、パーカッションやヴィブラフォンの、つややかでときに野性的な響きが交差するサウンドは、他では聴くことのできないフレッシュなものとなっている。
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