ヂオゴ・シュトラウス「スペクトラム Vol.1」
Diogo Strausz "Spectrum Vol.1"
2015.07.29 on sale
CD定価¥2,100+税 NKCD-1014
発売・販売元: NRT
ダフト・パンク~マーク・ロンソンへのブラジルからの解答。
現代リオ・シーン最注目プロデューサー、ヂオゴ・シュトラウスによる初ソロ作。
ポスト・ディスコ~フォーキーなサンバまで、バンド・サウンドが躍動する超名作。
M2. Narcissus feat. Keops & Raony
M3. Não Deixe De Alimentar feat. Ledjane Motta & Maria Pia
M5. FCK feat. Apollo
M10. Se Renda feat. Leno
21世紀のリオ・シーン最注目プロデューサー、ヂオゴ・シュトラウスによる満を持してのソロ名義作。
フォーキーなシンガー・ソングライター作品からエレクトロR&Bまで、新しい世代のブラジル音楽シーンにおけるヒット作や話題作を軒並み手がけ、現地メディアから最大級の注目度で取り上げられているアーティスト。
カシンやモレーノ・ヴェローゾらの次世代を担うプロデューサーとして、さらに多数の楽器演奏やトラック制作をこなすコンポーザー/トラックメイカーとして、現代リオ・シーンの最前線に位置しており、さらにこの先10年のシーンをリードしていくことが確実視されている存在である。
2年の制作期間を経て遂に陽の目を見たこのデビュー作でまず耳を引くのは、ポスト・ディスコ~ファンク・チューンのバンド・サウンドによる再構築。
ストリングス使いが最高のポスト・ディスコ曲「Narcissus」②、
ポルトガル語の女性コーラスとエレキギターのリフ、ベースが絡みつくブギー・ファンク「Não Deixe De Alimentar」③、
注目の新進R&BシンガーApolloをフィーチャーしたエレクトロ・チューン「FCK」⑤。
いずれも個性豊かなシンガーをフィーチャーし、ディスコ/ブギー・サウンドをフレッシュかつグルーヴィーに更新したサウンドは、ダフト・パンク~マーク・ロンソンあたりのファンなら聞き逃すわけにはいかないだろう。
一方、ブラジルMPB界のベテラン・シンガーをフィーチャーした楽曲では、サウダーヂ感溢れるメロディメイカーぶりを遺憾なく発揮する。
⑨「Assombração」では、70年代から活躍するベテラン・シンガー/フルート奏者、ダニロ・カイミをフィーチャーした哀愁のサンバを聴かせる。
続く⑩「Se Renda」は、ジョーヴェン・グアルダ時代のシンガーで、実父でもあるレノをフィーチャーした、黄昏時が似合う胸キュン曲。
プロローグとエピローグをサーフ・ロック風に飾る①⑪、カシンがボーカルで参加したファニーなチップ・チューン風ドラムンベース「Me Ama」⑥など、次の展開が読めない多彩なサウンドで、桁違いの才能を露わにする。
ワールドクラスのクオリティと独創性を持つ金字塔の誕生だ。
■Diogo Strausz (ヂオゴ・シュトラウス) Profile
プロデューサー、コンポーザー、マルチ奏者、DJ。
2000年にバンド<R. Sigma>のメンバーとしてデビュー。
2011年、伊エレクトロ・ハウス界のプロデューサーDiscoforgia、インドネシアのインディー・ディスコ・ユニットMjolnirなど、国内外のアーティストとのコラボレーションやリミックス・ワークを手がける。
2012年、Strausz名義でのEP 『Garoto Nacional』をPenetra Recordsよりリリース。Kassin、Leo Justi、Mjolnir、米ダブ・ステップ・ユニットCircuitboredのリミックスを収録。Spin Magazineにて「テクノブレーガとエイフェックス・ツイン、トン・ゼー、そしてDFAの衝突地点」と評されるなど、国内外で高い評価を受ける。
2013年にプロデュースを手がけた、シンガー・ソングライターCastello Brancoのアルバム『 Serviço』が、多数のメディアで最優秀年間インディー・アルバムに選出される。
2014年、歌手João CapdevilleのEP『Pausa』、ロックバンドSound BulletのEP『Ninguém está sozinho』、Jacob Perlmutterのアルバム『Meanwhile in Rio』をプロデュース。いずれも話題作となる。
さらに音楽監督を手がけた女性歌手Alice Caymmiのアルバム『Rainha dos Raios』が、iTunes Store Brazilでその年もっともヒットしたアルバムにリストアップされ、<Jornal O Globo>誌の「最も注目すべきアーティスト」にもヂオゴ・シュトラウスが選出。
2015年に入ってからも、エレクトロR&B時代のシンガー ApolloのEP 『Pure Lust』のプロデュースを手がけるほか、複数のプロデュース作品がリリース予定。
現代ブラジル・シーンにおいて現在もっとも多忙で、最大級の注目を集めるプロデューサーの一人。
◆TRACK LISTING
01. Chibom
02. Narcissus feat. Keops & Raony
03. Não Deixe De Alimentar feat. Ledjane Motta & Maria Pia
04. Right Hand Of Love feat. Brent Arnold & Jacob Perlmutter
05. FCK feat. Apollo
06. Me Ama feat. Kassin
07. Ítalo
08. Vovô
09. Assombração feat. Danilo Caymmi
10. Se Renda feat. Leno
11. Vendetta
12. DIamante feat. Alice Caymmi
Bass, Acoustic/Electric Guitars and Keyboards: Diogo Strausz
Drums: Patrick Laplan
Trumpets: José Arimatea
Trombones: Marlon Sette
Violins: Felipe Pacheco
Percussions: Tadeu Campany
Chorus: Ledjane Mota, Maria Pia and Diogo Strausz
Extras:
Cello on "Right Hand of Love" by Brent Arnold
Poetry on "Vovô" by Valmir Araújo
Produced, Recorded & Mixed by Diogo Strausz
Mastered by: Andreas Schoenrock