Release Information

Fernando Otero "Prima Donna"

2016.3.1 on sale

輸入盤CD (US)
流通品番: SR-1035
Label: Soundbrush Records


現代アルゼンチン音楽界・屈指の天才コンポーザー/鬼才ピアニスト、フェルナンド・オテロの直近2作品を流通開始。
エグベルト・ジスモンチ、アンドレ・メマーリにも比肩する作曲家・ヴィルトゥオーゾ演奏家のキャリアを代表する大傑作。





タンゴをルーツに、現代音楽オーケストラからヴァイオリン・ソナタやピアノ独奏曲までを自在に書き分ける天才コンポーザーにして、クラシカルな難曲からジャズ・インプロヴィゼーションをも駆使したピアノ演奏のヴィルトゥオーゾでもあるフェルナンド・オテロノンサッチ・レコードをはじめ様々なレーベルから作品をリリースしてきたそのキャリアを総括する名旋律が凝縮されたのが、2014年リリースの本作である。

『プリマドンナ』はオテロの母であり音楽家としての師でもあったエルザ・マーバルへのオマージュ作品。
M①は管弦にバンドネオンを加えたタンゴ風の室内楽オーケストラ作品で、ディエゴ・スキッシと双頭といえるポスト・ピアソラ路線の急先鋒としての一面を遺憾なく発揮した快作。
続くM②はピアノ独奏による小品で、ブラジルの至宝アンドレ・メマーリの超名曲「Um Anjo Nasce」を連想させる美しさ。さらには④や⑦のような高速テンポと南米ならではのグルーヴィーな演奏は、同じくブラジルのエグベルト・ジスモンチを彷彿させるヴィルトゥオーゾ性と広大な世界観を顕わにする。
M⑪は過去に共演歴もあるクインシー・ジョーンズの楽曲カヴァーで、オテロのアレンジによってタンギッシュな21世紀室内楽へと昇華されている。

ニューヨークを拠点に、クインシー・ジョーンズクロノス・カルテットエディ・ゴメス等と共演、グラミー賞受賞・ノミネートも複数重ねるなど、現代アルゼンチン音楽屈指の実力派として名声を高めてきたフェルナンド・オテロ。その音楽性が存分に凝縮された、キャリアを代表する大傑作。


◆Personnel
Fernando Otero: Piano
Los Angeles Session String Orchestra
Violin: Nick Danielson, Damian Bolotin
Bandoneon: Marcelo Nisinman, Hector del Curto
Trombones: Ryan Keberle, Jeff Bush
Violoncello: Patricio Villarejo
Double Bass: Pablo Aslan, Angel Bonura


◆TRACK LISTING
1. Ronda De Los Panuelos
2. Prima Donna
3. Pagina De Buenos Aires
4. Piringundin
5. El Porteñito
6. Vals del 51
7. Estudio 13
8. Sonata Morrison
9. Alla Russe
10. Arbolitos
11. The Pawnbroker

All compositions by Fernando Otero
Except: El Porteñito - by Angel Villoldo, Carlos Pesce & Antonio Polito
The Pawnbroker - by Quincy Jones & Jack Lawrence