モレーノ・ヴェローゾ 「コイザ・ボア」
Moreno Veloso "Coisa Boa"
2014.06.11 on sale
CD定価: ¥2,300+税
規格番号: NKCD-1011
発売元: NRT
ライナーノーツ: 中原仁
※歌詞対訳・日本盤のみボーナス・トラック収録
モレーノ・ヴェローゾ、14年ぶりのスタジオアルバム。
変わることのないピュアなメロディと歌声、バイーアの高く広い空の下。
嶺川貴子、高野寛、アート・リンゼイほか参加。
<Moreno+2>名義のアルバム『タイプライター・ミュージック』から14年ぶりとなるスタジオ録音アルバムが遂にリリース。
近年はカエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、ガル・コスタ、高野寛作品に至るプロデューサーとして、またホベルタ・サーなどのシンガーに楽曲を提供するコンポーザーとして活躍するモレーノ・ヴェローゾが、自作曲を中心に作り上げたアルバム。
ドメニコ、カシン、ペドロ・サーといった盟友たち、アート・リンゼイやダニエル・ジョビン、日本勢ではかねてから交流を深めてきた嶺川貴子が5曲、そして高野寛が4曲で参加。
前作よりも開放的な空気感のなか、変わることのないピュアなメロディと歌声が浮かび上がるシンガーソングライター作品。
■profile
1972年11月生まれ、カエターノ・ヴェローゾの長男。ギター、チェロ、パンデイロなどを演奏するマルチ奏者、ヴォーカリスト。
1997年、父カエターノの名盤『リーヴロ』にオリジナル曲「How Beautiful Could A Being Be」を提供。
2000年、ドメニコ、カシンとのトリオ<モレーノ+2>名義でアルバム『タイプライター・ミュージック』を発表。ブラジル・ネオ新世代の旗手として注目を集め、2001年に来日。その後も度々来日しさまざまな編成でライブを行う。2011年に来日記念盤『ソロ・イン・トーキョー』を限定リリース。
近年はアドリアーナ・カルカニョット、ホベルタ・サーなどに楽曲を提供。またプロデューサーとしても、父カエターノ・ヴェローゾのアルバム『セー』『セー・ライヴ』『ジー・イ・ジー』『MTV Ao Vivo zii e zie』『アブラサッソ』『アブラサッソ・ライヴ』、ジルベルト・ジル『Gilbertos Samba』、ガル・コスタ『Recanto』『Recanto Ao Vivo』、さらには高野寛の2014年新作のプロデュースも担当。
■track listing
01. Lá e cá あちらとこちら (Rodrigo Bartolo, Moreno Veloso & Quito Ribeiro)
02. Um passo á frente 一歩前へ (Moreno Veloso & Quito Ribeiro)
03. Em todo lugar あらゆる所に (Moreno Veloso)
04. Verso simples 素朴な詩 (Domenico Lancellotti, Dudu Falcão & Moreno Veloso)
05. Coisa boa コイザ・ボア (Domenico Lancellotti & Moreno Veloso)
06. Jacaré coruja ワニフクロウ (Moreno Veloso & Quito Ribeiro)
07. Num galho de acácias アカシアの枝に (L. Silesu & Nilson Fysher vers.: J.Carlos)
08. De tentar voltar やり直そう (Domenico Lancellotti & Moreno Veloso)
09. Não acorde o neném 赤ちゃんを起こさないで (Domenico Lancellotti & Moreno Veloso)
10. Hoje 今日 (Moreno Veloso)
11. 同じ空 – feat. 嶺川貴子 (Moreno Veloso & 嶺川貴子)
12. Maromba* 鍛える (Domenico Lancellotti)
*日本盤のみボーナス・トラック